IB早稲田 那覇新都心校 富村です。
さて今回は
やっても成績が伸びない人の特徴と
その対策についてお伝えします。
【成績が伸びない人の特徴】
◯「複数冊の問題集」に挑む
→本当は1冊の問題集を繰り返すほうが、必要な情報を記憶しやすい。
何冊もの問題集に手を出しても、記憶の定着率はなかなか上がらない。
◯新出用語を「最初に暗記」する
→脳は新しいことを覚えるのが苦手。
本来なら新出用語の暗記は、その用語にある程度慣れた、勉強の最終段階で行なうほうがいい。
◯勉強イコール「即、暗記」
→本来必要な、覚えるための下準備(「参考書を読み込んでから、ノートにまとめる」など)を
省略して即暗記しようとしても、覚えられない。
そこで有効なのが、「YWT」と呼ばれる振り返りメソッド。
【YWTメソッド】
「Y(やったこと)」
「W(わかったこと)」
「T(次にやること)」の3つを書きます。
「〇〇したら/しなかったら→効果が出た/出なかった→だから次はこうしよう」というように、
実践と気づきを通して次の行動を考える、非常にシンプルな思考法です。
YWTを書く際は、紙を3分割し、それぞれのスペースに頭文字を書いておきます。
あとは、それぞれに当てはまる内容を入れるだけ。
例として、試験前の勉強方法について、YWTで振り返ってみましょう。
Y(やったこと):試験前にどんな勉強をしたか
W(わかったこと):その勉強がテストの結果へどう反映されたか
T(次にやること):YとWをもとに、次回のテスト勉強では何をするか・何を改善するか
これらを順に書き込むと完成です。
このようにY→W→Tの流れで勉強を振り返れば、
反省点を見つけると同時に改善策まで練ることができるのです。
これも1つの勉強法なので
やってみて成果が上がらなければ
別の手法を試していくべきだと思います。
長くなってきたので
今日はこの辺で。
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